昭和42年開店、日本の文化が凝縮された料亭文化を守り伝えています。単に食事を提供するだけでなく、日本の伝統芸能に触れる機会を作り、伝統的な工芸品を大切に使い続けています。食事会では九州地方の作家の作品を用いて和食を提供します。
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昭和42年開店、日本の文化が凝縮された料亭文化を守り伝えています。単に食事を提供するだけでなく、日本の伝統芸能に触れる機会を作り、伝統的な工芸品を大切に使い続けています。食事会では九州地方の作家の作品を用いて和食を提供します。
日時 | 2022年11月22日(火)16:30~20:00 |
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会場 | 料亭 嵯峨野(福岡市博多区住吉2丁目21-19) |
プログラム | ― 16:30~16:45 | 筑前琵琶演奏 筑前琵琶奏者・寺田蝶美氏による、九州の伝統芸能「筑前琵琶」の演奏 ― 16:45~17:30 | 人間国宝3名による鼎談 今泉今右衛門<重要無形文化財「色絵磁器」保持者(人間国宝)> 鈴田滋人<重要無形文化財「木版摺更紗」保持者(人間国宝)> 福島善三<重要無形文化財「小石原焼」保持者(人間国宝)> ファシリテーター 室瀬 和美 氏<漆芸家、重要無形文化財「蒔絵」保持者(人間国宝)> ― 17:30〜18:00 | 工芸作品展示販売 九州で活躍されている工芸作家による作品展示販売 ― 18:00~20:00 | 食事会 ミシュランガイド2つ星の料亭が提供する、九州の作家による工芸品と懐石料理のコラボレーション |
参加費 | おひとり様 60,000円(税込み) ※コースによって金額は異なります。
[ 料金に含まれるもの ] (1) 食事代 (2) 飲料代(食事中の日本酒、ソフトドリンク) (3) 鼎談 (4) 筑前琵琶演奏公演料 |
工芸作品展示販売について | - ご購入いただいた作品は、別途郵送にてお送りすることも可能です。 |
筑前琵琶保存会 会主
4歳より祖母内田旭潮の影響で筑前琵琶を始める。嶺旭蝶師、青山旭子師に師事。青山学院大学文学部卒、NHK邦楽技能者育成会37期卒。日本琵琶楽協会会員、福岡文化連盟会員、春吉公民館筑前琵琶サークル講師、福岡音楽都市協議会理事。嶺青流師範。
2014年福岡文化連盟青木賞奨励賞受賞。筑前琵琶保存会定期演奏会主催、博多どんたく参加、筑前琵琶教授の他、伝えたい古典文学や歴史、時事を題材に自ら作詞作曲演奏する。演奏曲は古典から現代曲、コラボレーションと幅広く、演奏場所は各種学校、イベント、寺社など多方面にわたる。また筑前琵琶の普及に力を入れている。
2017年9月福岡アジア文化賞授賞式にて秋篠宮殿下同妃殿下の御前で祝賀演奏、2019年6月G20福岡おもてなしイベント@承天寺にてライトアップされた石庭にて演奏した。
★筑前琵琶は博多発祥の芸能です★
筑前琵琶は筑前盲僧琵琶を祖として薩摩琵琶や三味線の影響を受け、明治時代中頃に博多にて発祥しました。『平家物語』に代表されるように、おもに弾き語りで演奏します。四絃と五絃の筑前琵琶があり、艶やかな博多の唄から迫力のある合戦の場面、無常・幽玄の世界など多彩な場面を表現します。
色絵薄墨墨はじき時計草文鉢
1962 | 佐賀県有田町に生まれる |
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1985 | 武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科(金工専攻)卒業 佐賀県美術展 知事賞受賞 |
1998 | 日本伝統工芸展 工芸会会長賞受賞、佐賀銀行文化財団新人賞受賞 佐賀新聞文化賞奨励賞受賞 |
2004 | 日本伝統工芸展 東京都知事賞受賞 |
2008 | MOA岡田茂吉賞 工芸部門 優秀賞受賞(MOA美術館) |
2012 | 日本陶磁協会賞を受賞、佐賀新聞文化賞受賞 |
2014 | 重要無形文化財「色絵磁器」の保持者(人間国宝)に認定 |
木版摺更紗着物「早春の花茎」
1954 | 佐賀県に生まれる |
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1979 | 武蔵野美術大学日本画科卒業 |
1988 | 日本伝統工芸染織展文化庁長官賞受賞 |
1998 | 第11回MOA岡田茂吉賞優秀賞受賞 |
2003 | 第23回伝統文化ポーラ賞優秀賞受賞 |
2008 | 重要無形文化財保持者「木版摺更紗」認定 |
中野月白瓷四方組鉢
1959 | 福岡県朝倉郡に生まれる |
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1982 | 福岡大学卒業 |
1991 | 西日本陶芸美術展福岡県知事賞受賞 |
2003 | 第11回MOA岡田茂吉賞優秀賞受賞 |
2004 | 第14回MOA岡田茂吉賞展優秀賞受賞 |
2017 | 重要無形文化財保持者「小石原焼」認定 |
瓢果蒔絵合子
1950 | 東京都に生まれる |
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1973 | 安宅賞受賞 |
1976 | 東京芸術大学大学院終了 同修了制作大学買い上げ |
1985 | 第32回日本伝統工芸展日本工芸会奨励賞受賞 |
2000 | 第47回日本伝統工芸展東京都知事賞受賞 |
2002 | 第49回日本伝統工芸展日本工芸会奨励賞受賞 |
2007 | 日本文化藝術振興賞受賞 |
2008 | 重要無形文化財「蒔絵」保持者(人間国宝)認定 |
濁手竹文輪花形皿
1994年 | 十四代酒井田柿右衛門に師事。 |
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2010年 | 第四十五回西部伝統工芸展にて初入選、第五十七回日本伝統工芸展にて初入選。 |
2013年 | 国・重要無形文化財保持団体 「柿右衛門製陶技術保存会」会長に就任。日本工芸会正会員となる。 |
2014年 | 2月4日、十五代酒井田柿右衛門襲名。 |
現在 | 日本工芸会西部支部常任幹事、佐賀県陶芸協会副会長、有田陶芸協会副会長、九州産業大学大学院芸術研究科客員教授、佐賀大学芸術地域デザイン学部客員教授 |
白妙彩磁鉢
1974年 | 佐賀県有田町生まれ |
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1997年 | 熊本工業大学 工業化学科卒業 |
1999年 | 佐賀県立有田窯業大学校卒業 |
2009年 | 「工芸のいま 伝統と創造」出品/九州国立博物館 |
2011年 | 第58回日本伝統工芸展 日本工芸会奨励賞受賞 |
2014年 | 第49回西部伝統工芸展 朝日新聞社大賞受賞 |
2016年 | 現在形の陶芸 萩大賞展Ⅳ 審査員特別賞受賞 |
2017年 | 現代6作家による茶室でみる磁器の現在/根津美術館 |
青瓷平小鉢
1973年 | 熊本に生まれる |
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1993年 | 有田窯業大学校ロクロ科修了後、熊本に戻り作陶を始める |
2003年 | 中国宋代古窯踏査、故宮博物院・上海博物院など視察 |
2007年 | 宮内庁お買い上げ「青瓷壷」 |
2008年 | 日本工芸会正会員 認定 |
2011年 | 「青磁のいま」 出品❘東京国立近代美術館 他 |
2014年 | 伝統工芸陶芸部会展 日本工芸会賞 受賞 |
2017年 | 国立工芸館石川移転開館記念事業プロジェクト 作家十二人に選抜,、「青瓷水指」 「青瓷盌」 買上げ 「青か、白か-青瓷×白磁×青白磁」展出品-茨城陶芸美術館 |
2020年 | 第36回日本伝統漆芸展熊本県伝統工芸館館長賞、東京都港区白金台妙案ギャラリーにて個展開催、ローマ教皇様来日記念として溜塗櫻紅葉蒔絵聖杯(カリス)を献上する。 |
2021年 | 西部伝統工芸展 KKB鹿児島放送賞 受賞 朝日新聞厚生文化事業団賞 受賞 |
白磁鉢
1975年 | 佐賀県重要無形文化財陶芸白磁の保持者 中村清六の孫として生まれる |
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1998年 | 九州大学卒業後 清六窯にて修行 |
2004年 | ドイツ有田陶芸展出品 |
2005年 | 日本工芸会正会員認定 |
2007年 | 九州国立博物館 西日本陶芸選抜三十人展 出品 |
2009年 | 佐賀県美術展 佐賀県知事賞(第一席) |
2013年 | 九州山口陶磁展 文部科学大臣賞(第一席) 日本伝統工芸展 東京都知事賞 |
2014年 | 茨城県陶芸美術館 現代陶芸「現象」展 出品 |
2019年 | 菊池ビエンナーレ 大賞 |
2020年 | 佐賀新聞文化賞 奨励賞 |
2021年 | 有田国際陶磁展 文部科学大臣賞(第一席) |
唐津茶盌
2001年 | 田中佐次郎氏に師事 |
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2003年 | 藤ノ木土平氏に師事 |
2008年 | 現在地に登窯を築窯 |
2016年 | 京都野村美術館にて茶陶展開催 (以後、'19) 第63回日本伝統工芸展入選 [唐津茶盌] |
2017年 | 第34回田部美術館大賞「茶の湯造形展」入選 [黒唐津茶盌] 第7回菊池ビエンナーレ入選[唐津茶盌] (以後、'19) |
2019年 | 第25回日本陶芸展入選 [唐津茶盌] 現在形の陶芸 萩大賞展Ⅴ佳作 [唐津茶盌] |
2021年 | 「近代工芸と茶の湯のうつわ」展出品 国立工芸館 |
上野割山椒向付
1968年 | 上野焼宗家渡窯に生まれる |
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1993年 | 東京造形大学彫刻科卒業 アジア周遊 |
1994年 | 郷里 上野に戻り 父 久兵衛に師事 |
1999年 | 韓国 金沙土器(キムチ甕)にてたたき技法修業/td> |
2000年 | 日韓若手作家交展開始 以降10度開催 |
2005年 | 日本伝統工芸展初入選(以降13回) |
2007年 | 日本陶芸展初入選(以降3回) |
2010年 | 日本伝統工芸展入選 日本工芸会正会員に認定 |
2013年 | 菊池ビエンナーレ入選(以降3回) |
2018年 | EUジャパンフェスト オランダレーワルデン招待作家 日本橋三越 福岡三越 他にて個展 日本伝統工芸展 日本陶芸展 菊池ビエンナーレ展 西部伝統工芸展 現代茶陶展 茶の湯の造形展 陶美展など 多数入選 |